大江戸温泉物語の各施設周辺にはさまざまな神社仏閣があります。そこで、寺社巡りをより楽しむ方法を紹介します。
建築や庭園を楽しむ
建造物の構造や美しい細工などは見応え十分。
庭園は、四季折々に違う表情を見せる景色を楽しみましょう。
御朱印を楽しむ
神社も寺院も、基本的には御朱印をいただけます。 寺社によっては、複数の御朱印がある場合も。御朱印帳を持参して、旅の思い出にするのもおすすめの楽しみ方です。
ご祭神・ご本尊を楽しむ
神社のご祭神や寺院のご本尊について知ることは、歴史を知ることにもつながります。 祀られた経緯やご利益などをチェックしましょう。
体験・行事を楽しむ
寺社によっては、さまざまな体験メニューを用意している場合もあります。 写経や座禅、精進料理など、興味のある体験はぜひチャレンジしましょう。年中行事やお祭りなどに出かけるのもおすすめです。
歴史を楽しむ
神社や寺院には、それぞれ創建時から現在に至るまで、さまざまな歴史があります。 寺社の歴史を知ることで、その地域の歴史にもつながるので面白いですよ。
神社・仏閣の楽しみ方をご紹介しました。 さまざまな楽しみ方を知り、より印象深い思い出を作ってくださいね。
大江戸温泉物語Premium 汐美荘からめぐる神社・仏閣
西奈弥羽黒神社(せなみはぐろじんじゃ) 宿から車で約10分
正式には「西奈彌(せなみ)羽黒神社」といい、持統天皇元年の687年に起源をもつ由緒のある神社です。1588年(天正16年)に当時の領主が戦勝祈願して見事に勝利したことから出羽三山の羽黒山大権現を勧請し、その後も村上藩の歴代藩主から厚く崇敬されました。
1633年(寛永10年)から続く村上大祭は三基の神輿と19台の山車が巡業する華麗な祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定され、今も歴史をつないでいます。
藤基神社(ふじもとじんじゃ) 宿から車で約10分
徳川家康の弟で村上藩の初代藩主、内藤信成を御祭神として創建した神社です。
完成までに8年の歳月を費やした総ケヤキ造りで、村上出身の工匠、有磯周斎(ありいそしゅうさい)の見事なかご彫りを随所に見ることができます!
また戦時中に回収された「青銅大燈籠」が、立藩300周年となる2020年に復元されました。
安産や子育て、社殿が鬼門封じの神社であることから、開運、勝運のご神徳があるとされています。
石船神社(いわふねじんじゃ) 宿から車で約5分
赤い鳥居をくぐり緩やかな長い参道を上っていくと、1300年超の歴史を有する磐舟郡総鎮守の本殿が見えてきます。
平安時代の807年(大同2年)に京都貴船神社の御祭神を合祀して以降は「明神様」と呼ばれて広く信仰を集めました。広々とした境内は清々しく、瀬波の美しい海を眺めることができますよ。
裏手の森は県の天然記念物に指定されているヤブツバキの群生地で、幹回り3mほどのアベマキの巨木も見られます。
西奈彌神社(せなみじんじゃ) 宿から車で約5分
瀬波海岸のほど近く、周囲には昔ながらの町並みが残るのどかな雰囲気の神社です。1885年(明治18年)の大火によって社殿や社宝、記録などを焼失し、多くが謎に包まれています。
創建は不明ですが927年(延長5年)にまとめられた「延喜式神名帳」には既に記されていることから、古い歴史を持つことも確認されました。
9月4日の祭礼には「おしゃぎり」と呼ばれる壮麗な山車が町内を練り歩きます。