江戸後期、北海道と大阪を結ぶ航路の途中となる村上市の岩船地区は北前船の寄港地で、その頃に製造技術が伝わったといわれています。特徴的なのは丸くてかわいらしいフォルム！おわんをひっくり返したような大きさで、まんじゅうの形に似ていることから、地元では「まんじゅう麩」とも呼ばれ親しまれています。

2021年発行の書籍「日本が誇る絶品の食遺産100」に掲載された「本間のり屋麩店」では、お土産に人気の岩船麩はもちろんのこと、そのほか多様な麩を購入することができます。

良質の菜種油でじっくり揚げた「あげ岩船麩」や岩船麩を蒸して押しつぶすことで実がしまる「つぶし麩」など。
ホームページに掲載されているアレンジレシピを見ながら作る、岩船麩を使ったスイーツもおすすめです！